結婚を考えるカップルにとって、結婚に対する考え方の違いは大きな壁となることがあります。一方が結婚を望んでいるのに対し、もう一方がまだ準備ができていない場合、どう対処すればよいのでしょうか。本記事では、このような悩みを抱えるカップルに向けて、相手の気持ちの捉え方や考え方をご紹介します。
パートナーをダメ出ししたり束縛していると結婚相手として選ばれない
結婚したいけれど相手が同意してくれない理由として、まず日頃から相手をダメ出ししている事、束縛していることが挙げられます。これは当然のことで、いつでも別れられる彼氏、彼女の状態であればダメ出しや束縛も耐えられるかも知れませんが、結婚となるとそうはいきません。
多くの人は、結婚して子供が産まれた場合、嫌になったからすぐ別れることができないと考えます。常日頃ダメ出しをするパートナーと結婚した場合、生涯ダメ出しされ自己肯定感が下がり、疑われ、束縛され続ける未来しか想像できないのです。そのようなリスクしかない危険な結婚を選ぶわけがないのです。
ですので、パートナーをダメ出しする人、束縛する人は、結婚相手として選ばれたいのであれば、自分の内面を見つめ直し矯正必要があります。自分の人生は自分の内面が作り出しているという事を理解し、自分の機嫌が悪い理由を他人のせいにすることをやめ、相手の自由を認め、自分の価値観を押し付けないようにメンタルを矯正しなければ、誰からも結婚相手として選ばれません。
結婚に対する考え方の違いが生じる理由
普段からパートナーを傷つけたり、ダメ出ししているというような上記のパターン以外で、恋愛関係はうまくいっているのに結婚には同意してくれない場合について考察してみましょう。まず、何故結婚したいのか、自分の本心と向き合ってみてください。
例えば、一人で生きていく事が不安だから、自分一人で生き抜く自信がないから誰かに依存しようとしていないか考えてましょう。今は昔のように男性が女性の面倒をみて、男性に養ってもらいながら女性は家族のお世話をするという価値観は減少していると思います。
誰かの人生の背負って生きる事はかなり重荷です。この人の人生を全力でサポートするという覚悟と決断がなければ、人の人生を背負うことなんてできません。誰だって他人の人生を背負うことなく気楽に生きたいものです。
自分の人生を生きることも必死なのに、他人の人生を背負う余裕はあるのでしょうか。自分の人生の事だけで精一杯だと考えているタイプの人に、結婚を迫ってもうまくいかないでしょう。このようなタイプだと人生を楽しむためにパートナーは欲しいけど結婚までは考えられないという状況に陥ります。相手の人生観を把握した上で自分のニーズと合っているのかを再度チェックする必要があるでしょう。
結婚に合意してくれないのは愛情がないから?
結婚に合意しない=愛してくれていないと勘違いする方もいますが、そうではないのです。好きという感情はあるけれど、あなたの人生を背負うことは重荷で自信がないから踏み切れない、リスクを考えると行動に出れないということなのです。
反対にあなたがパートナーに「あなたの人生は私が背負うから何の心配もいらないよ!生活費も私が稼ぐ!住むところも用意する!だから結婚しよう」といえば相手も合意するかも知れません。
パートナーにとってはあなたと結婚すると自分の人生の重荷が軽減され気楽な人生になるというメリットを感じられるわけですから。あなたがパートナーの人生を背負うという覚悟をし決断できればそうなるでしょう。
結婚生活に何を求めているのか:依存は依存を引き寄せる
先ほどもお話ししましたが、誰かに依存したいという信念を持っている人は、同じように誰かに依存したいと思っている人を引き寄せるのです。類は友を呼ぶとよく言いますが、まさにこの事です。お互いが依存したい場合、結婚の条件が「これなら依存できる!」という状況にお互いがならないと話は進まないでしょう。
素敵なパートナーと人生の幸せをシェアしたい、子供を作り、温かい家庭を築き、経済的にも豊かな結婚生活を送りたいという願望があるのであれば、まずは自分の内面をそのよう矯正しなければいけません。
自立した精神を築き、一人でも生きていけるマインドセットをし、子供がいても豊かな生活が送れる経済力を自分一人で身につけ、常に人生において幸せを感じている、そのような状態になったとき、同じような価値観の持ち主をパートナーとして迎え入れることができ、幸せをシェアできる結婚生活が送れるのです。
そんなこと自分にできるわけないと感じるなら、そのマインドが結婚に至らない原因になっています。自信がないことを埋めるために結婚したいという依存心があるため結婚に向けて現実が動かないのです。あなたが他人に依存されたくないのであれば他人も依存されたくないのです。
結婚したいなら決断しなければいけません。自分で生き抜く精神的強さと経済力を身につけると。そして同じように精神的経済的自立をしている人と幸せな家庭を築くんだと。
まとめ:幸せな結婚への道のり
結婚に対する考え方の違いは、多くのカップルにとって大きな課題となります。しかし、自分が何故結婚したいのかを内観し見つめ直すことで見えてくるものがあります。誰もが自分の人生を生きることに必死で、人の人生を背負うことに自信を持って同意できないのです。
相手にとって結婚するデメリット、つまり結婚することで他人の人生を背負うリスクを感じなければ、結婚に向けて現実がスムーズに動き出すでしょう。
そのためにはあなた自身が自分一人で人生を生きることができる力をつけなければならないのです。一人で生き抜く自信がないから誰がに依存したいという精神では、他人に受け入れてもらえないことを念頭に起きましょう。
- あなたにとって「理想の結婚生活」とは、どんなものですか?
- パートナーとの間で、結婚に対する考え方の違いを感じたことはありますか?それをどのように乗り越えましたか?
- 自立と依存のバランスを取るために、どんな工夫をしていますか?
今日から、パートナーとの対話を深めてみませんか?お互いの夢や不安、価値観について話し合うことで、きっと新しい発見があるはずです。そして、その過程をぜひコメント欄で教えてください。みんなで支え合いながら、幸せな関係づくりを目指しましょう!
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